危篤と病院から連絡があったとき会社と親族に知らせるマナー

あなたの身内が危篤と病院から連絡があったとき会社や親族など危篤を知らせる範囲はどうすればよいか?危篤を誰に知らせるか?を事前に把握しておくことが大事です。

 

危篤を相手に伝えるとき、相手が判断に迷わないよう正確な情報を伝えるポイント、連絡の仕方やマナーなど、いざというときの心づもりをお伝えします。

 

 

危篤と病院から連絡があったとき

 

あなたの身内が危篤と病院から連絡があったとき、または病院で付き添っているときに危篤になってしまったら、どうすればいいのか?

 

現代ではほとんどの人が病院で亡くなります。余命についても、事前にお医者さんから家族へ説明があったりしますので、ある程度心づもりをしておくことができます。

 

ですが、身内の死を冷静に受け止めて、的確な判断をすることは、なかなかできないものです。いざというときのために、家族はもちろん、事前に連絡するべき親しい友人、会社や親族など、連絡すべき優先順位を考えておきましょう。

 

危篤を知らせる優先順位

 

危篤を知らせる優先順位は、危篤になってしまった本人の家族構成や交友関係によりますが、やはり一番優先順位が高いのは親族です。

 

  1. 家族⇒直系の血族が最優先。同居していなくても、真っ先に連絡します。
  2. 家族以外の親族⇒危篤になってしまった本人の兄弟・姉妹・叔父・おば・甥・姪
  3. 家族・親族以外でお付き合いのある人⇒友人・知人・地域でお付き合いのある人
  4. 仕事関係⇒会社・取引先関係の人

 

また、お葬式の案内をお知らせする人も、一般的にはほぼ同じです。

 

遠方の親戚には危篤は知らせるのか?

 

遠方の親戚に危篤を知らせるかどうか?ですが、遠方であっても普段からお付き合いのある親戚には、駆けつけることはできなくても、できるだけ知らせるほうがよいです。

 

日頃仲良くしている友人には危篤を知らせるのか?

 

日頃、仲良くしている友人の方などを把握している場合、危篤であることを連絡して知らせておきましょう。エンディングノートなどを活用したり、元気なうちに交友関係や連絡先をそれとなく聞いておきましょう。

 

不仲になっている親戚にも危篤を知らせなきゃダメ?

 

不仲になっている親戚には危篤を知らせる必要はありません。特に危篤になってしまった本人と不仲であった場合、例え親戚であっても、他の人を優先してお知らせしてもかまいません。

 

ただ、訃報は社会的に本人の死亡を知らせる目的のものなので、亡くなってしまわれた場合、不仲になっている親戚でも、訃報は必ず出します。

 

訃報の具体例

●月●日●時●分に、○○が入院先の病院(もしくは自宅療養中に)で息を引き取りました。
本人の希望により、最後は家族だけで看取りました。
逝去(せいきょ)の連絡が遅くなり、大変申し訳ございません。
葬儀については、また改めてご連絡致します。

 

電話で伝える場合でも、上記の言葉を添えてお伝えしてもよいです。

 

自宅療養中で危篤になってしまったら

 

病院を退院しても、急遽具合が悪くなったり、自宅療養中に容体が悪くなり、危篤になってしまうこともあります。その場合は、まず、かかりつけの病院へ連絡します。

 

何よりも真っ先に行うことは、急いでお医者さんを呼んで蘇生を試みることです。また、かかりつけの病院がない場合は、119番で救急車を呼ぶか、できるだけ一番近い近隣の病院に連絡をします。

 

仮に、病院へ行く前、救急車やお医者さんが到着する前に、亡くなってしまった場合でも、いきなり葬儀社に連絡するのではなく、お医者さんや救急車が来るまで、極力勝手に動かさないよう安置してください。

 

いきなり葬儀社に連絡をしても、死亡診断書がないと埋葬ができません。お医者さんに蘇生を試みてもらい、そのうえで死亡が確定したときにのみ、死亡診断書を書いてもらいます。

 

危篤になってしまったときの連絡の仕方

 

危篤になってしまったときは、基本的に電話で連絡します。伝える内容は主に4つあります。

 

  1. 病院名
  2. 病院の住所
  3. 連絡先
  4. 容体

 

病院名はもちろんのこと病院の住所を伝えるのを忘れずに。同じ病院名でも住所が違っていたり、似たような名前の病院もあります。必ず住所も忘れずに伝えましょう。

 

付き添っている代表の人の携帯番号、LINEやメールアドレスを伝えておきます。病院内では携帯電話の使用が限られているため、病院の代表番号も伝えておきましょう。

 

容体は、仕事の関係者や会社内で正確に情報共有できるように、電話よりもLINEやメールで伝えるほうがよいときもあります。

 

早朝や夜遅くに亡くなられる場合もありますので、遠方の親戚や普段あまり交流のない親戚への連絡は、時間を改めてもかまいません。日頃から交流のある親戚から、他の親戚へ連絡してもらってもよいです。

 

交流のある親戚から、他の親戚へ連絡してもらう場合は、LINEやメールなどを使い、主要な情報を文章で送っておくほうが、正確に伝わりやすいです。

 

危篤になってしまったときの電話での伝え方

 

危篤になってしまったときの電話での伝え方ですが、急を要する危篤の場合と、すぐにではないが、容体が急に悪化しそうな山場のときと、状況別で言い方も変わります。

 

ポイントは2つです。急を要する状況なのか?相手がちゃんと判断できる情報をしっかり伝えること、連絡先や場所などの情報は、確実に正確に伝えることです。

 

また、電話で伝えた場合、相手が動揺してしまい、伝えた内容が頭に入ってこないこともありますので、あとで確認できるように、LINEやメールなどを使って、正確な情報を送っておきましょう。

 

急を要する危篤を電話で伝える言い方具体例

 

○○が危篤状態になりました。お医者さんから、今日が山場と言われてしまいました。急いで来ていただいても、おそらく臨終には間に合わないと思います。

 

ですので、お葬式の際にお越し頂きたいと思います。お葬式に関することは、改めてご連絡いたします。また、今は病院におりますので、携帯電話が使えません。

 

急ぎのご連絡は、病院の呼び出し電話へお願い致します。病院名は、○○病院で住所は○○で、電話番号は○○です。あとで、LINEでも送っておきます。

 

容体が急に悪化しそうな山場だが、すぐにではないときの伝え方言い方具体例

 

お医者さんから、「ここ1週間が山場です」とお話がありました。もう高齢なので、急に容体が悪くなってしまうことも考えられます。都合のつくときにでも、一度病院にお越しください。

 

本人もとても喜ぶと思います。病院名は○○病院、住所は○○、電話番号は○○です。自宅の電話番号は○○です。あとで、LINEでも送っておきます。

 

会社関係へメールで危篤を知らせる伝え方

 

危篤になってしまったとき、会社の関係者には、電話連絡に加え、社内での連絡がスムーズに共有できるようにメールでも連絡しておきます。取引先など仕事関係者も、基本的には同じです。

 

確実に伝えるべき内容は、病院名と病室の番号、病院の住所と電話番号、あなたの連絡先と名前や自宅の連絡先などです。

 

危篤を知らせる会社関係者へのメール具体例

 

日頃○○がお世話になり、誠にありがとうございます。

 

○○の娘の××でございます。

 

現在入院中の○○が危篤状態となり、皆様にご連絡を差し上げております。

 

お医者様は今夜が山場とおっしゃっております。急いで来て頂いても、おそらく臨終には間に合わないと思いますので、お葬式の際にお越し頂きたいと思います。お葬式に関しては、また改めてご連絡差し上げます。

 

また、私は病院におりますゆえ、携帯電話を使えるタイミングが限られております。
急ぎのご連絡がございましたら、病院の呼び出し電話にお願い致します。

 

以上、どうぞよろしくお願い致します。

 

○○病院●号室
病院住所
病院電話番号
携帯電話or自宅連絡先
あなたの名前

 

危篤を知らせるときのマナー

 

危篤の状況はそれぞれで事情が異なり、危篤の知らせを受けた側は、とにかく一刻も早く駆けつけたほうがよいのか?臨終に備えて礼服などを持参するべきか?遠方の場合は宿泊はどうしようか?などを考えなければなりません。

 

ですので、危篤の連絡をするときは、状況を伝えて、すぐに駆けつけて欲しいのか?間に合わないので、改めて葬儀の連絡をするので待機して欲しいのか?状況をわかっている側がはっきり伝えるのがマナーです。

 

ちゃんと相手に伝えることができなかった為に、遠方から親戚が来てしまい、旅費や宿泊費を無駄に使わせてしまったり、急を要することが伝わっていなかった為に、臨終に間に合わず、悔いを残してしまうこともあります。

 

急を要するのか?それとも、比較的まだ時間に余裕があるのか?伝えるべき内容をきちんと相手に伝えることが、もっとも大事なことです。そのうえで、相手側に判断してもらいましょう。

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